妊活で抱えている問題やお悩みは?
不妊鍼灸をご希望の方は、妊活で何かしらの問題やお悩みを抱えていることでしょう。
それは何でしょうか?
『生殖補助医療(ART)や人工授精(AIH)、タイミング法で通院中の方』
- 「検査は異常なし、卵子の質の問題」と医師の診断を受けた
- 卵胞が育つのに時間がかかる
- 空胞が多い
- 分割に時間がかかる
- 分割の途中で止まる
- 凍結の段階で胚が壊れる
- 移植しても着床しない
- 子宮内膜が薄い
『妊活を始める予定の方』
- 基礎体温がギザギザ、二相性にならない
- 月経周期が安定しない
- 月経痛が重い
- 経血にレバー状のかたまりがある
このような方は、ぜひご相談下さい。
鍼灸を併用することで改善効果が期待できます。
鍼灸たかみが目標とするお身体
質の良い卵子・子宮内膜を育てられるお身体になることが目標です。
具体的にはこのような状態です。
- 血流が良く温かである
- ストレスフリーで自律神経のバランスがとれている
『血流が良く温かである』
⇒卵巣機能の向上、子宮内膜を厚くする
卵胞はホルモンの指示に従い育てられます。
そのホルモンや、発育に必要な栄養は血液で運ばれます。
子宮内膜は血液そのものです。
胎児を育てるベッドですから、栄養が隅々まで行きわたり、ふかふかに温かであることが望ましいのです。
冷えがあると身体の代謝は下がります。
食べ物からエネルギーを生み出し、卵胞や子宮内膜に栄養を届ける。
その働きを充分に機能させるためには、温かな身体が必要不可欠です。
『ストレスフリーで自律神経のバランスがとれている』
⇒ホルモン分泌を整え、排卵を促し、月経周期を安定させる
自律神経には、交感神経・副交感神経、2つの神経の働きがあります。
交感神経はアクティブモード、活発に活動するために働きます。
血管は収縮して血圧・脈拍は上がり、心臓や脳、筋肉に血液は集中します。
副交感神経はリラックスモード、身体の休息・回復のために働きます。
血管は拡張して血圧・脈拍は下がり、内臓に血液は集中、末梢血管の隅々にまで血液が行きわたります。
これらはまるでシーソーのように、必要があればどちらかに傾いて働きます。
健康な状態では、活動する昼、睡眠をとる夜でスイッチが切り替わり、半々位に働くようになっています。
ところが長時間ストレスに晒されると、交感神経優位の状態が長くなり、副交感神経にスイッチしにくくなります。
これでは身体は休息・回復状態になりません。
卵巣や子宮など内臓の血流アップが図れないだけではなく、自律神経が司るホルモンの分泌にも影響が及びます。
交感神経・副交感神経、どちらにもスイッチしやすい自律神経のバランスがとれた状態はとても大事なのです。
鍼灸に期待できる効果
鍼灸は身体の自律神経反射を利用した施術です。
自律神経系、内分泌系、免疫系に働きかけます。
その結果として次のような生理学的効果があります。
- 興奮・鎮静作用
- 血流の調整
- 消炎・鎮痛効果
- 免疫機能の向上
- 自律神経の働きを整える
鍼灸を定期的に受けることで、
・ストレスの緩和
・首、肩、腰、お腹の緊張がとれ柔らかくなる
・身体の深部から手足の先まで温かくなる
・疼痛の緩和
・冷え、むくみ、ほてり、胃もたれ、眠りが浅い等、不定愁訴の改善
このようなお身体の変化が期待できます。
西洋医学・東洋医学のアプローチの違いとメリット
西洋医学の不妊治療は「問題のある部位に直接作用すること、人工的に操作して問題のある部位をスキップすること」が最大の利点です。
具体的には、ホルモン分泌に関わる脳下垂体や卵巣に働きかける、子宮ポリープがあれば切除する、卵管閉塞があれば卵巣から直接採卵するなどです。
東洋医学の不妊鍼灸は「心身共に全体の働きのポテンシャルを上げること」が最大の利点です。
西洋医学ではカバーしきれない部分で支援できる可能性があります。
鍼灸たかみでは、西洋医学・東洋医学の双方が必要不可欠であると考えています。
病院での治療状況を理解・ふまえた上で、不妊鍼灸でサポート致します。
不妊治療のどの段階でも対応可能
鍼灸たかみでは、タイミング法・人工授精(AIH)・体外受精(IVF)・顕微授精(ICSI)・胚移植(ET・BT)まで、不妊治療のどの段階でも対応可能です。
まだ病院には通院していない、これから妊活予定の方も、もちろん大丈夫です。
お悩みのある方は、どうぞ一度ご相談下さい。